相続税の計算方法
相続税額の算出方法は、各人が相続などで実際にもらった財産に直接税率を乗じるというものではなく、正味の遺産額から基礎控除額を差し引いた残りの額を、民法に定める相続分により按分した額に税率を乗じます。
この場合、民法に定める相続分は基礎控除額を計算するときの法定相続人の数に応じた相続分により計算します。
実際の計算の際は、民法に定める相続分(法定相続分)により按分した額を上の表に当てはめて計算し、算出された金額が相続税の基となる税額となります。
相続税の計算の流れ
相続税の計算は、以下の4ステップで行います。
- 各人の課税価格の計算
相続や遺贈及び相続時精算課税の適用を受ける贈与によって財産をもらった人ごとに、課税価格を計算します。 - 相続税の総額の計算
上記1で計算した各人の課税価格を合計し、その課税価格の合計額から基礎控除額を差し引いて、課税される遺産の総額を計算します。 - 各人ごとの相続税額の計算
相続税の総額を、財産をもらった人の課税価格に応じて割り振って、財産をもらった人ごとの税額を計算します。 - 各人の納付総額の計算
上記3で計算した各相続人等の税額から各種の税額控除額を差し引いた残りの額が各人の納付税額になります。但し、財産をもらった人が被相続人の配偶者、父母、子供以外の者である場合は、税額控除を差し引く前の相続税額にその20%相当額を加算した後、税額控除額を差し引きます。